純正フォークがかなりフニャチンになってたので、OHついでに換えました。ヤフオクで新品9000円也。
組み付けはショップ。 組み合わせたオイルは多分カワサキ純正15番。 純正より1ランク硬いもの。 (以前がフニャチンフォークだったので、インプレは当てになりませんよ。)
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05/11/08追記
パーツリストでいろいろ調べてみると、バリオスA型とB型では、フォークを構成している主要部品のうち共通部品はアウターチューブのみ・・・ そら車高も下がるわ。
何とかB型にKYBが使えないか、WEBで公開されているサービスデータで見比べ。 現在 B型フォーク。KYB。オイル#15。油面113 問題点・・・車高が下がる。ガツンとくる底付き(ストローク量が足りない?)。 |
A | B | |
オイル量 [ml] | 368±2 | 396±2.5 |
オイル種類 | SS-8 | SS-8 |
油面[mm] | 140 | 113 |
サービスマニュアル持ってないので、パーツリスト、サービスデータのみで、勝手に妄想。
妄想@ フォークASSYの長さは同じ。 ダンパー・インナーは実は共通(ま、ありえんけど) スプリングはB型のほうが2センチ弱長く(短いことは確か)、バネレートは低い。 んで、これで考えるとB型のほうがストローク量が多い。 だから、B型の方が油面が高い。(自分でも矛盾点あるのはわかってます。仮定に無理ありすぎです。)
妄想A パーツリストどおり、アウター以外全部違う。ASSYの長さも違う。 結論1・・・B型のフォークにKYBを押し込んで、カラー製作で無理矢理イニシャルを合わせる。 結論2・・・A型のフォークOH後、KYB押し込んで使う。(本来の姿だが、つい最近B型フォークOHしたのがもったいない・・・) 結論3・・・KYBはドナドナ(スプリングもとに戻すだけなら1時間でできる。一番手軽)
フォークの仕組みもあまり理解してないのに、かなりアホな妄想してみました。 情報があればBBSで教えてください。 |
2005/12/12 追記 一人暮らしでジャッキが無いのでずいぶんと先送りになってましたが、先日ようやくイニシャル調整しました。 とりあえず、AとBのフォークの簡単な違いを。 |
A | B | A-B | KYB | |
油面[mm] | 140 | 113 | 27 | - |
FSの自由長[mm] | 382.6 | 413.1 | -30.5 | 未測定 |
フォークカラー[mm] | 150 | 100 | 50 |
バネレートが分からないのですが、KYBがA型と同じ長さだとすると、イニシャルを元に戻すためには、50-30.5=19.5mm上げれば良いわけですね・・・ぐはっ。確か、あの日の計算では29.5mmになったのに・・・計算間違ってたー(大汗
φ32mmのワッシャをホームセンターで買ってきて、こんな風にしてみました。 バラ買いで、あんまり確認せずに買ってきたらM8のワッシャーが混じってました。 組み込む時、ワッシャーがバラバラになるのを嫌い、ボルトで締めました。フォークキャップにボルトの頭が干渉するので、これの上にさらにM16のワッシャを噛ませました。 今回使ったような中穴が無いものをFS⇔カラーの間に挟むと、ボトムしたときにダンパーが当たるので、普通は中穴がもっと大きいもの(もともと使われているワッシャ)の枚数を増やすのかな?ちなみに、純正ワッシャ1枚400円近くもします。
今回の作業イメージはこんな感じ。
フォークカラーは外径32、内径31なのでこれより小さいのは使えません、注意してください。 (どういうわけか、計算間違いしていたので、)始めは厚さ30mmで試してみましたが、どうやら上がりすぎのようです。 そのあと25mmにしてみると、問題なさそうなのでこれでいくことにしました。 執筆中に気づいたのですが、これだとノーマルより5mm上がってる計算になります。リアイニシャル最高にしてあるので問題ないと思いますが。 あ、そういえばワッシャーこんなに噛ませると、ほぼ円柱の鉄塊。フォーク内のエア量が減って若干フォークの動きが硬くなるかもしれませんね。A型フォークカラーを切断できるのならこっちのほうが良いかも。
山をこのセッティングで走ってみましたが、なんか怖かったです。倒し込みがかなり軽く、重量配分の変化のおかげでハンドルが軽い。(軽くなりすぎだと感じましたが・・・) そのせいか、バンク中の安定感が希薄で、ペースが上げられませんでした。セルフステアも強くなっていて(元に戻っただけ?)、以前の方が自分に合っているような気がします。慣れの問題かな? あと、25mmイニシャルを上げたにも拘らず、フルボトム時のダストの位置が12mmしか変わってません。ってことは、今までのフルボトムは、「FS+カラー長」の短さのせいで、縮み側の容量が足りてなかったってことです。ガツンと来ていたのは、インナーがアウターに直接当たっていたためで、今回の調整後は滑らかにフルボトムするようになりました。これがKYBのウリである性能の一つですね。
まとめ。 B型にKYBフォークスプリングを流用する場合は、イニシャルを13mm以上上げること。
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2006/2/22
フォークのカラー(ワッシャ)の厚みを変更しました。おそらく限界の低さです。 B型カラー+ワッシャ15mm厚 純正より5mmダウンになっているはずです。前回比では10mmダウン。 油面は弄っていないので、フォークの硬さはそのままで、ただ車高を落としただけです。 試走した感じでは、一番初めのワッシャ0mmには劣るけど、切り込みが鋭く、安定してます。ただ、ヒラヒラ感は全開に比べなくなりました。 自分の好みにかなり近づきました。 |